「外から見る日本、見られる日本人」に寄せられた
「にこさん」のコメントを転載します。
(ご本人の了解済みです)
「私は地震の時も現在も宮城県仙台市にいます。
沿岸部は津波でかなりのダメージを受けていて、内陸部もライフラインはまだ完全には復旧していません。
食料や水も足りません。
でも現地の私達は協力してがんばっています。
悲しいこともたくさんありますが、みんな精一杯、一日一日を生きています。
仙台の街中ではこんな状況の中で炊き出しをしてくれる人や、物資不足の中でも営業してくれるお店、困っ
た人に声をかけてくれる人、暖かいものが溢れています。
私達は復興に向けて一歩一歩確実にがんばっています。
昨日やっと電気が復旧し、テレビの報道を見ることが出来ました。
報道でやっているのは現地の悲惨な映像と政府の対応・政策の説明とそれに対する専門家の見解ばかり。
現地の私達が望んでいるのは私達への同情や、政府批判などではありません。
私達の元気な姿も報道して、そこから、人間の生きる力を感じて欲しい。
日本人もすてたもんじゃないなって、全国の日本人に感じて欲しいです。
みなさんが思っている以上に私達は今の状況を嘆いていません。
ですからみなさんも私達のこと、前向きに考えてください」
(以上コメント抜粋)

